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2006年 9月 25日
合田 秀樹氏

ウエスタリーリビエラ 35ft  EG 2003T


【乗組員紹介】
 オーナースキッパー:合田 秀樹
 通信長兼料理長 :近藤 正晴(通称近ちゃん、ヨット『ナディア、デヘーラ28』のオーナー、
                       独身x1)
 航海士 :川崎 周一郎(通称おっさん、一応漁師、漁船(周洋丸)の船長)
        :川田 茂(通称しげる、親父が漁師、漁を手伝いながらアルバイトでバスの運転手、
               独身)
 ゲスト  :真鍋 奈緒子(大阪在住の独身OL)

【行程】          区間      距離 平均速度
 第1日目 4月28日 多度津出港〜中島入港 62.6M(6.39kt)
 第2日目 4月29日 中島出港〜佐伯入港 75.6M(6.53kt)
 第3日目 4月30日 佐伯出港〜細島入港 59.4M(7.35kt)
 第4日目 5月1日  細島ウエーティング
 第5日目 5月2日  細島出港〜清水入港 69.7M(6.15kt)
 第6日目 5月3日  清水出港〜岩松入港 50.2M(7.2kt)
 第7日目 5月4日  岩松出港〜長浜入港 61M(6.29kt)
 第8日目 5月5日  長浜出港〜大三島入港 47M(5.48kt)
 第9日目 5月6日  大三島出港〜生口島入港 11.9M(5.41kt)
 第10日目 5月7日  生口島出港〜多度津帰港 41M(7.74kt)
総航行距離478.4M 平均速度6.45kt(離岸から係留迄の時間で計算)

【行程図】


【第1日目】4月28日(木)天候:晴れ、NW2〜5m、波高:0.5m〜1m
07:15 多度津出港〜17:05 中島入港 62.6M 9h50m (6.39kt)

08:40 荘内半島通過 ビールで乾杯!早から何のこっちゃー。

12:00 昼食 メニューは、ラーメン(250円の美味いやつ)・豆パン

13:15 船折瀬戸通過 郡中港(伊予市)か長浜港へ入港予定だったが、日暮れまでには少し時間が足りないようなので、中島に変更する。

17:15 中島入港  機帆船「天裕丸」に左舷横抱きした。

島内スーパーで焼肉の材料を買ってきて、夕食はコックピットで焼肉・ビールで団欒。
昨年は自転車2台積んできたが、今年は積んでないので徒歩ホ・・である。
明日は九州だ、朝早いので早く寝る。



【第2日目】4月29日(金)天候:晴れ、SW2〜6m、波高:0.5〜1m
05:20 中島出港〜16:55 佐伯入港 75.6M 11h58m (6.53kt)

07:00 朝食は、レトルト飯(電子レンジでチーン)・味噌汁(玉ねぎ入り)・卵・沢庵・キムチ・味付け海苔・梅干

07:45 メインセールUP 7kt(GPS)にUPしたが、 すでに潮止りか?

08:05 ジブセールUP 風向悪く1/2リーフして、何とか風を受ける。

09:20 突如振動がでる、ペラに何か巻いたぞ・・。
アスタンでEGの回転を上げると海草が切れ切れになって船尾に出てきた、数回繰り返し振動がなくなった。

09:35 遠くに同方向へ向かうセールボートを発見し追い越す。
お互い手を振って分かれた。(宇和島パールレースの参加艇で回航途中?)

11:50 他にもう一艇前方を航行していたセールボートに追いつく、これまた夫婦でパールレース参加回航途中でした。
宇和島パールレースは、レースに出なくとも参加できる。
しかもパーティが非常に良いみたいです。

12:15 昼食は、焼きそば「UFO」とビールである。
「UFO」とビールは合いますねー、ついついビールに手が伸びる・・・・。

13:05 佐田三崎通過、艇速上がり一時的だが8.8kt(GPS)オーバーとなり順潮であることを確信した。

14:10 風向悪くセールダウンしても7.2〜7.3kt(GPS)で順調。
エンジンは2400rpmである。


16:05 艇速が落ち風向も少し良くなったので、ジブを少しリーフして出す。
しかし6.1kt(GPS)しか出ない。

16:55 佐伯入港 フェリー発着場を避けて台船に右舷横抱きし、近くに居た漁師に聞くと、大丈夫との事で安心して係留、燃料40g補給。
タクシー(\1600)で大型銭湯「佐伯の湯」へ行き、2日振りの湯につかる。
帰りにスーパーへ立ち寄り、魚・刺身・握り寿司等購入、船に帰ってビールを飲みながらの夕食をとる。
明日も朝は早いので早寝(22:30)する。
明日は宮崎だ・・・。
(佐田三崎をNEの方向から撮影)

【第3日目】4月30日(土)天候:晴れ、SW2〜4m、波高0.5〜1m
05:10 佐伯出港〜13:15 細島入港 59.4M 8h05m (7.35kt) 

朝日が綺麗なので写真を撮る。

(佐伯港出港時の日の出)
06:30 大島と鶴見崎の海峡を6.8kt(GPS)で通過、

07:00 朝食をとる、メニューは昨日と同じで非常に美味い。

07:25 メインセールUP まったく役立たず、08:30セールダウンした。

12:00 昼食 ラーメン(日清の焼豚屋さん)

12:35 宮崎は天候不良で、すでに雨が降り始めた情報が茂チャンの携帯に入った。
このまま行くか、どこかへ避港するか決断に迫られる。

空はどんよりと雲がたれ始めクルーの了解を得て避港に決断した。
ここから一番近い港は・・・?
日向市の細島港だ、早速細島港へ舵を反転する。
細島港迄天気が持てばいいのにと思いながら、6.2kt(GPS)で航行。
雨は持ちそうである。

13:15 細島入港 漁港奥の防波堤に係留。
周囲には遠洋マグロ漁船と見られるJP・・表示の大型漁船が補機をかけ数隻係留している。
それ以外に燃料補給・氷の補給とあわただしく出入りする。
どの船も皆ピカピカの塗りたてであり、漁師に聞くと2日後に一斉に出港するそうだ。
まるで出港前のお祭りですねー。

雨が降り出すまでにオッサンと茂が散策に出る。
小生はエンジンオイルの点検を済ませ皆が帰るまで一休みする。
オッサン達が帰ってきた、「ここは軽油ないぞー、A重油ばっかりや」どうも漁船は皆A重油を使っているようだ、燃料補給は断念。

18:30 夕食にする、夕食はレトルト牛丼「日本ハム 牛丼の歌」飯もチーン、牛丼もチーンでまあまあ美味しい、電子レンジは便利イイ!!
ビールと日本酒を飲みながら団欒タイム。
明日も雨だろうし1日半の遅れになる、帰りも雨天があるとすれば、夜走りしなければ予定の日数を超えてしまうことになる。
その上ゲスト(28才の娘さん)の乗船場所を決めて知らさなければならない。
無理とは思っても明日の天候を確認して決定することにして、21:00過ぎに全員寝ることにした。
オヤスミ! 明日の天候は晴れでありますように! 無理だろー!!



【第4日目】5月1日(日) 天候:雨→大雨
07:30 朝食は昨日と同じで味噌汁が特に美味い。
この雨で出港を中止したが散策も出来ない、船内で酒盛りとなる。          
昼食も抜き日本酒を飲んでいると、左舷のスカイライトから雨漏り発見。
調べるとアクリルにひび割れが発生していた。

明日からの行程は、九州細島から土佐清水に渡り四国側の知らない港に寄港しながら帰ることに決定。
早速ゲストに「土佐清水へ2日夕刻入港するから来られますか?」とメールを送る、本当に来るのか半信半疑?
返信が来た、「3日朝土佐清水へ行きますので、よろしくお願いします」であった。
一度も会ったことのない独身女性と聞いてはいたが・・。
どの様な交通手段で来るのだろうか?船酔いしないだろうか?疑問ばかり、心配ばかりである。
まあなすがままで行くしかない・・。

15:20 雨が上がり、もう降りそうにないので、全員そろって買い物に行く、ジャスコまで歩いて行き、夕飯の食材と各自お土産を買った。
雨も上がったのでコクピットで夕食していると、誰かが「ワー泳いでいる」と言った。
なんと数人が港の中で泳いでいる、確かに気温は香川に比べて高いけど・・・。
ヤッパリ南国だなーと感心しながら一杯飲みながらの食事となる。
明日の天気は?朝何時出港するか?いろいろ話がはずむ、近ちゃんが一人でお寺参りに出かけた。
近ちゃんが帰ってきてからまた宴会が始まった、何時に寝たのか覚えてない。
皆適当に寝たでしょう。



【第5日目】5月2日(月)天候:曇り N8〜20m 波高2〜3.5m
05:35 細島出港〜16:55土佐清水入港 69.7M 11h20m (6.15kt)

05:45 港外に出る、波がやや高くなってきた。朝食準備中のヤカンがぶっ飛び沸かした湯がこぼれてしまった。アー味噌汁がー・・・。

06:30 朝食はレトルト飯に生卵で済ます。朝食が終り風もMW5m位なので腹ごなしを兼ねてセールUPする、ローリングが少なくなり快調。

09:45 次第に風が強くなってきて、少しヒールが大きくなってきた、
「ADOG−X」はヒールしなくて面白くない定評なのだが・・・。
どうも天候が怪しい今の内にリーフしようと判断し、メイン・ジブ共に約30%迄に巻き込んだ。
この時すでにオートパイロットは私の命令に従わず、反逆行為をとっていたので、止む無く交代でヘルムスマンを務める羽目になっていた。

11:00 すでに陸岸は見えなくなってGPSを頼っての航行だが、波・風共に治まるどころか、益々強くなるばかりである。
その上雨がパラパラ降り始めた、私を残して他の3人はカッパを着込む為キャビンに入ってしまった。
スプレーを頭から浴びながら誰か出てくるのを待ったが、出てきた時には下着までズブ濡れになっていた。
全員コクピットに出たのでヘルムスを代わりキャビンへ入ったが、カッパに着替えるのが大変、3人が着替えに時間が掛かったのがよく分かった。
リギンはピューピューと鳴りっぱなし、雨は上がってもスプレーは容赦なく襲い掛かってくる。
フードをかぶり風上に背を向けて避難するしかない、
但しヘルムスマンは避ける事も出来ない。
風向はN〜NNE、風速は18〜22m/min、波高は2.5m〜3mで時折3mを超える奴が白い歯を剥いで襲って来る。波に船首を持ち上げられる度に風下にほうられる、トイレに行うとキャビンに入ると、内部は左舷側の荷物が床の上に散乱し足の踏み場もない有様である。
なんとかトイレの前に行くと今度はトイレのドアーのまえに荷物が散乱しドアーが開かない、
何とか横によけて中に入ったがトイレの足元が水びたしである、
それよりも大きくヒールするためトイレどころでない、
結局トイレ抜き、昼食抜き荒天航行となってしまった。
それにしても早めのリーフは的中した、
この状態でリーフ作業は困難と言うか、誰かが落水遭難もあり得る状態である。
遠くに沖ノ島が見え始めた、あの島陰に入れば少しは治まるだろう、
でも見えてからもなかなか近づかない。

(少し和らいだ海)
残念ながら荒天中はカメラ持つのも忘れ、少し和らいだ時に携帯で撮った写真しかない、本当に残念!!!

14:00 何とか沖ノ島の陰に入ったのか風・波共に少し和らいだようだ。

14:30 完全に島陰に入り、波・風共に治まってきた。
一息つける状態になり、今までの7時間は何だったのだろうか・・・。
あと2時間少々で目的の土佐清水に着く、
今晩は風呂に入って美味しい魚と酒が飲める、ルンルンに気分が良くなるのがわかる。

16:55 土佐清水入港 一番奥の公有岸壁に右舷接岸した。
岸壁には大型のモータークルーザが3艇横付けしていた、和歌山と大分のボートである。
大分の船は相当ひどかったのか、航行中の荒天話をしきりにしていた。

我われが入港する後を追うようにヨットが入港してきた、何処かで見たような船である、
よく見ると夫婦二人のようだ、少し離れたところに係留したので後で挨拶に行こう。

昨年も世話になった「たけだ石油店」で100L免税軽油を補給してから全員揃って銭湯「朝日湯」(\330)へ行く。
途中で先ほどのヨットを覗くと佐田三崎の北東で追い抜いたヨットであった。
清水港は初めてだとの事で、銭湯とサニーマートと燃料・水補給の場所を教えてから銭湯へ向かう。
やはりお風呂は疲れが取れる、
いい湯だなー・・いい湯だなー・・歌が出そうだ。

銭湯の次は買出しだ、
全員で300m程歩いてサニーマートへ行く、刺身・握り寿司・ビール・酒・お茶等を補給した。
清水港は本当に便利が良い。
夕食の刺身も握り寿司も九州よりは安くて美味しい、ビールと酒と話が弾む、それもそのはず今日は昼抜きでした。 
     
明日来るゲストがミニスカートにハイヒールで来たらどうする?なんて冗談も飛び出す始末である、
私は事前にメールでトレーナとヤッケにズボンで来るよう連絡を取っていたが、悪いけど内緒!!
ゲストから最終のメールで、「大阪からの直行バスで明日朝に中村市に到着し、路線バスで清水港へ行きます」との連絡があり、来ることは間違いなしと確信するが、中村から清水までの距離・時間等が不明である、
ゲストが乗船したら出港と決める。
明日は朝寝坊が出来る、バンザーイ!!
明日は出港も遅いので、津島町の岩松港に決定してお開きとした。



【第6日目】5月3日(火) 天候:晴れ N2〜5m 波高:1m
07:30 朝食は何時もの通り、飯はチーン・味噌汁・生卵・海苔・沢庵である。
ゲスト待ちなのでゆっくり朝食をとる。
ゲストから中村発8:20の路線バスに乗るとの電話連絡があり、地元の人に尋ねると約50分掛かるとの事で、9時過ぎに到着と考え出港準備する。
9時回ったのでバス停まで迎えに出る(船から2分)が、バスは今到着したばかり、ナップザックを背負った若い女性が一人下車した、
声を掛けるとゲストであった。直ぐ船に案内して乗船し出港となった。

09:22 土佐清水出港〜岩松入港 50.2M 6h58m (7.2kt)

09:40 港北西側の洗岩を通過しセールUPする、
ここで全員自己紹介を行い乾杯する(ゲストはお茶)。何かと口実をつけて飲む・・。
ゲストは真鍋奈緒子さん28才、丸亀生まれ、就職で大阪在住。

12:00 昼食は飯とレトルトをチーンして食べる。
沖ノ島通過時は波が残っているのかやや波高である、
心配していたゲストの奈緒子さんは、出港前に「酔い止め薬」を飲んだそうだが、船酔いする気配はない。順調だ・・・。

14:15 鹿島沖通過、艇速は8.3kt(GPS)

15:10 由良半島沖通過。

16:20 岩松湾口通過。湾口から奥の港までは奥深く30分かかった。

16:55 岩松入港 正面の公有岸壁に横付け接岸。
早速散策に出るが何もない、
住宅で見かけた若い奥さんに聞くと、「近くには買い物する所ないですよ、車で20分走ればスーパーがありますよ」ですって・・・。
持ち合わせの食事に変更し船にかえる。
船でビールを飲んでいると、さっきの若い奥さんが来て「今から車でスーパーへ行きますが、良ければ乗って行きませんか?」と声を掛けてくれた。
我々を哀れに思ったのかどうか分かりませんが、有り難いことです。「すみません、お願いします」
しかし、全員は乗れないので近ちゃんが奈緒子さんを連れて行くことになった。

夕食はコクピットで、近ちゃんと奈緒子さんが買ってきた焼肉だ、
ビールを飲みながらの焼肉は美味いが、奈緒子さんも呆れ顔だ・・・。
明日は早く出港なのと、奈緒子さんが昨夜眠れてないだろうと思い早寝することにした、
明日は長浜港だ、風呂がありますように!!



【第7日目】5月4日(水)天候:晴れ NW3〜5m 波高:0.5〜1m
05:48 岩松出港〜長浜入港15:30 61M 9h42m (6.29kt)

06:20 港外へ出る、7.2kt

07:00 朝食は定番の飯チーン・生卵・味噌汁・海苔・漬物で美味い。

08:20 メインセールUP 6.4kt(GPS)しか出ない、逆潮である。

09:05 6.0kt(GPS) を切り始めた、その後3.8kt(GPS)まで落ちる。

10:25 佐田三崎通過。全員で乾杯。また口実をつけて!反対なし!!

10:35 風向き悪くジブを少しリーフする、5.0kt(GPS)UPに上がる。

11:00 風向が変わりフルジブにする、5.8kt(GPS)まで上がってきた。

12:00 昼食はラーメン(\250)の美味い奴とビールである。
  順調なので奈緒子さんにヘルムスを頼んだ。

13:08 三机港通過。艇速6.5kt(GPS)
  (林立する風力発電)

13:40 伊方原発通過、艇速6.9kt(GPS)巡視船が警戒している。
四国で有名な風力発電所の大型扇風機??が沢山見える、止まっているもの、ゆっくり回っているもの、これで設備費回収は?・・

16:30 長浜入港 南側の公有岸壁に右舷接岸した。
町内散策に全員出掛ける、
長浜大橋「赤橋」の中央まで行って後戻り、帰りにスーパー「ショッパーズ」に寄り、夕食材を仕入れた。

18:30 早々に夕食を終えて「長浜町営大浴場」へ全員ででかける。
入浴料は(\250)で塩風呂・ジャグジー・電気風呂等あり、二階にあり展望もよくて便利で安いと思う。

20:00 風呂から帰り一杯飲みながら団欒する、
明日は大三島、朝はゆっくり出来る、それにしても係留場所が悪かったのか港内を出入りする漁船の引き波が多く、その都度艇が揺れる、静かに航行しろ!!



【第8日目】5月5日(木)天候:晴れ NE2〜4m 波高0.5〜1m
06:45 長浜出港〜大三島入港15:10 47M 8h25m (5.58kt)

07:30 無風の為、機走6.4kt(GPS)この間に何時もの朝食を取る。

07:50 食事も終わりメインセールUP、艇速は上がらない。

09:30 釣島通過。逆潮で艇速落ちる5.3kt(GPS)

10:10 中島・睦月島・興居島の間を通過、艇速5.2ktに下がる。

11:00 北条沖通過時には、5.1kt(GPS)まで下がる、逆潮はつらい。


                  (奈緒子船長)→

11:30 菊間沖では4.3kt(GPS)に落ちる、逆潮が2kt以上である。
昼食は、親子丼(日本ハム 親子丼の具)電子レンジでチーン、結構これがいけました。

12:50 逆潮が早くて湧き上がる為、オートヘルムがまたしても反逆行為を取る、止む無く舵取りを行う。艇速3.5kt(GPS)まで落ちる。

14:10 小大下島〜大下島間通過。
15:10 大三島宮之浦入港 観光桟橋の奥左側に右舷横付けした。

時刻もはやいので、宮参りと買い物に全員で出かけた。
夕食は飯チーンと鯛のあら炊きでこれが好評で、直ぐ売り切れとなった、
(左から、奈緒子さん・オッサン・近ちゃん・茂)

鯛のあらをもう少し多く買うべきだったが、後はビールでごまかした。
丁度反対側に係留したモータークルーザが燃料補給をしている、
これは幸いとタンクローリーの運転手に「この船に100L給油して」と依頼した。
給油が終わり、ビールを飲みながら団欒していると「今日は、久しぶり・・」と自転車に乗って近づいてきたのは、「燧灘ヨットクラブ」の曽根さん「リバティーのオーナー」でした、
「久しぶり・・・」ビールを飲みながら団欒していたが、温泉(\500)へ一緒に行くことになった。

「リバティー」は右側の県営桟橋に係留している、
風呂の準備をして桟橋前に集合。
徒歩で話しながら約10分で温泉に着いた。

この温泉は何時来ても客が多いのには驚く、
ゆっくりと湯に入り疲れを落として帰路につく、「リバティー」は明日松山向けだそうだ。
明日は天候が悪い情報である、雨ならもう一日停泊するか・・・。


【第9日目】5月6日(金)天候:小雨 E5〜8 波高:1m
皆朝寝坊し、朝食もゆっくり取りさて今日も足止めか・・?
管理人?が来て「今日出港しないなら、県営桟橋に移動してくれ」と言われた、「もう少ししたら移動します」と言ったものの、移動するなら生口島へ行こうとなり、小雨の中を出港することになった。

10:00 宮之浦出港〜12:12生口島瀬戸田入港 11.9M 2h12m(5.4kt)
小雨の中を航行して瀬戸田の北にある県営桟橋に左舷接岸。
ここは何時来ても水深計とGPSを睨みっこしてコース取りしなければならない。
干潮時は幅10m程が水深2〜3mで、周囲はそれよりも浅いのである。
今回も魚探と水深計のアラームが鳴りっぱなしであった、
其のおかげでここは何時来ても必ず横付けで係留が出来ます。
昼食はラーメンで済ます、
奈緒子さんが近ちゃんの案内でカッパを着て西日光見物に出かけた。
その帰りに近ちゃんは、「高根島」の姉さんとこへ立ち寄るとのことで、奈緒子さんが「酒と魚ピリ」持って一人で帰ってきた。
天候も悪くお風呂もない、夕食を済ませ、一杯飲んで早寝とすることになった。

20:00 全員就寝に着く・・・・?



【第10日目】5月7日(土)天候:曇後晴 W10〜5m 波高:1.5m
02:30 風が強くなりリギンがビュービューと鳴っている。

04:55 瀬戸田出港〜10:45多度津入港 41M 5h50m(7.74kt)
出港して直ぐに西側の瀬戸田の瀬戸を通る。

05:43 多々羅大橋通過。
伯方島と津波島の間を通過し、燧灘へ出ると来島海峡を抜けてきたと思われる方向にヨット?らしきものが見える。

07:00 朝食は定番のものに近ちゃんが姉さんとこでもらって来たネーブルがデザートについている。
あー美味しい。
先程視認したヨットらしき物体?はやはりヨットらしい、お互いに本船上り航路に入ると思い近づくのを待つ、近づくにつれマストが異常に高いのが見える。
近くなって分かったのですが、ジブとメーンを荒天用にして航行していたのです。
(燧灘を並走したレース艇)

昨日宇和島を出港し、オールナイトで兵庫に帰る途中で夜半の強風でセール交換し、リーフした状態のようである。
相手の船名は確認出来なかったが、燧灘を西から東に向けて抜きつ、抜かれつ、いや後半は抜きっぱなしで粟島沖迄レースもどきに並走した、[ADOG−X]はフルセールで相手はリーフしているがさすがレース艇である。

09:15 荘内半島通過。
我々は志士島からコースを右に取るので、少し艇速を落とし相手の艇が近づいてから「気をつけて帰ってくださーい、我々は多度津にむかいまーす」ハンドスピーカで叫んで手を振ったら、乗員4人が立って手を振るのが見えた、徐々に距離が離れていく、サヨウナラ!!
前方に

10:45 多度津帰港。只今!!!



【ロングクルージングを終えて】
今回のクルージングは、何の目的も無くただ単に「屋久島へ行こう」そんな発想からのスタートでした。
10日間で昼間だけの航海だと、片道5日で予備日は全くなし、雨や荒天に出会えば途中から引返そう、そんな計画でした。
後で振り返ると、細島港に避港せずに雨の中を強行して宮崎港へ行っていたらどうなっただろうか?
宮崎で雨の為1日ウエーティングするか、強行するかである、荒天に出会ったのが2日後(5月2日)だから、ウエーティングしていれば大隈半島で遭遇し、強行していれば大隈海峡で遭遇することになっただろう。 
屋久島に着くのが、2日か3日でありゲストを乗せるには、4日か5日になってしまう、JR日南線?は便利が悪い、
しかも、宮崎港から細島港まで港らしき港が無い、
結果として土佐清水港へ行ったことがゲストにとっては良かったのかなーとも思う。

しかも、復路でも雨にあい1日ウエーティングした、
これらのことを考慮すれば予備日(ウエーティング)なしでの場合、強行するか夜走りで取り戻すことが必要になる、(実は今回も夜走りは予定していたのですが・・・実際には実行しなかった)
次回のロングクルージングは予備日を盛り込んだ計画を立てようと思う。

今回のクルージングで出会ったヨットは7艇であるが、艇名やオーナー名を知っているのは1艇のみである、
クルーの誰かが聞いているだろう、これは止めにして必ずメモを取るようにしたいです。
折角遠方で出会ったヨット仲間の連絡先位はお互いに紹介するよう心掛けたいと思います。

最後になりましたが、途中で出会ったヨットの皆さん、車で買い物に連れて行ってくれた岩松港の若奥さん、いろいろ話をさせて頂いた地元の皆さん、手作りの美味しいクッキーを差し入れしてくれた曽根さん、ガス式クーラーを貸してくれた片山さん(おかげで冷えたビールが飲めました)、大阪からわざわざ駆けつけてきたゲストの奈緒子さん、それと川崎さん、近藤さん、川田さんの3人のクルーの皆さん有難うございました、


来年のロングクルージングの計画は未だですが、其のときはよろしくお願いいたします。


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