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船検にチャレンジ(5トン以下のボート編)
船検取得は簡単だ〜!



2005年6月14日
記事: 神奈川担当 景山



中古艇ドットコムで活動していると、「船検の取得は難しいの?」とか「お金はいくら掛かるの?」と良く訊かれます。
結果を先に言ってしまうと、船検は自分で行えばそれ程費用も掛かりませんし、初めての方でも簡単です。

それでは流れを説明しましょう。
自分で保有している船の船検が近づくと、検査日の3ヶ月前くらいに小型船舶検査機構(通称JCI ジェーシーアイ)から船検が近づいている旨の連絡と、船検の申し込みの為の書類が送られてきます。
また、中古で船を買われた方の場合、既に船検が間近に迫っている場合は、既に前のオーナーさんに案内の書類が郵送されている筈ですので、ご自分のお手元には書類が送られて来ませんので、ご自分でJCIに連絡しなければなりません。
船検は確か船検証に記載された検査日の3ヶ月前から受ける事が出来ます。

検査は基本的に土・日曜日・祭日を除く毎日行われており、船の置いてある場所によって曜日が決まります。
私の置いているベイサイドマリーナでは、毎週木曜日が検査日となっております。
マリーナの場合は、検査官が船の所まで来てくれますので、JCIから連絡の来た日時に船の場所で待つようにします。
因みに私が以前係留していた横須賀の平作川では、検査官は船のところまで来てくれませんので、指定された桟橋まで船を移動し、検査官を待つようになります。
この辺のルールはローカルルールになると思いますので、ご自分の管轄となるJCIにお問い合わせ下さい。
基本的にJCIの対応は親切で、色々と訊いても面倒臭がらず、丁寧に教えてくれます。
最寄のJCIの連絡先はこちらから確認出来ます。

JCIのホームページ  http://www.jci.go.jp/

話を戻します。
船のところに検査官が来ましたら、検査官が乗船してきます。
検査官は法定安全備品の有無と、エンジンの始動の可否、航海灯の作動状況、その他航行上問題になる事が無いか、などをチェックします。

検査に必要な法定備品はJCIのホームページにも表が出ており、細かく見ていただけますが、かなり細かく書いている為、逆に初めての方は混乱してしまうかもしれません。
ですので、ここで簡単に書いておくように致します。
ただ、一口に船検といっても船の種類(モーターボートかヨットか)や年式やサイズ、航行区域などによってさまざまですので、下記の備品一覧に当てはまらない場合もあると思います。
下記の内容は「25フィート程度までのモーターボート」を基準に書いておりますので、船検にチャレンジされる際にはJCIにお問い合わせ下さい。

【船検に必要な備品一覧】
◆救命胴衣
  船の定員と同数が必要。きちんと国内の基準をクリアしたもの。
  海外のインターネット通販などで購入したものの中には、船検時に認められないものもあるので注意。

◆係船ロープ 2本
  通常、皆さん持っていますよね。
  普段船を繋いでいるロープで大丈夫です。

◆アンカー1個及びアンカーロープ1本
  これは、省略可能です。
  JCIの資料でも「桟橋に係留し、錨泊の必要がない船舶は省略する事ができる」となってます。

◆小型船舶救命浮環 1個(コガタセンパクキュウメイフカン)
  丸い小さな浮き輪のようなもの。
  通常、表に持ち出すものではありませんので、法定備品付きの艇を購入した場合は船内のど
  こかに転がっていると思います。

◆信号紅炎 2個 
  航行区域が5海里以内の船舶は、携帯電話を常備していれば1個で大丈夫ですが、中古艇を
  購入した場合、信号紅炎も船内に転がっている場合が多いのですが、信号紅炎は使用期限が
  ありますので新たに用意する必要があります。

◆ボンペットと赤バケツ
  小型ボートの消火設備はエンジンルーム内にある、自動消火器(ボンペット)と赤バケツです。
  ボンペットは以前のオーナーが故意に取り外していない限り付いていますので大丈夫だと思い
  ます。
  赤バケツも大体救命浮環などと一緒にあると思いますので、確認しておいて下さい。

◆もう1つバケツ
  船外機艇及び湖川港内のみを航行する艇に関しては消火用の赤バケツと兼用出来ます。
  このバケツはビルジポンプがついている艇は省略出来ますので、大抵の船は必要ないと思い
  ます。

◆音響信号器具
  船に汽笛が付いているものに関してはそれで大丈夫ですが、付いていない場合は笛が必要に
  なります。
  確か救命胴衣についている笛で大丈夫だったと思います。

◆工具・プラグレンチ
  JCIの出している船検の為の資料には工具が必要と書いてありますが、僕は今までに工具を見
  せてくれと言われた事はなかったような気がします。
  ただし、工具は緊急時に必要になる可能性がありますので、船検に必要かどうかに関わらず携
  帯しておいた方が良いと思います。


検査自体は検査官が「ライフジャケットを見せて下さい」とか「バケツはありますか?」などと言うので、その都度言われたものを見せていれば、10〜15分程度で終了します。
初めてでも全く迷う事はありませんし、分からなければ検査官に訊けばきちんと教えてくれますので心配無しです。

船検はこんな感じです。
因みに船検の費用は

3メートル未満 3メートル以上
5メートル未満
5メートル以上
10メートル未満
10メートル以上
20メートル未満
20メートル以上
30メートル未満
旅客の定員が12人
までの船舶
定期検査 11600円 16700円 24300円 30700円 43400円
中間検査 5100円 8200円 14900円 19200円 28000円
旅客の定員が13人
以上の船舶
定期検査 16600円 24200円 34500円 46800円 63400円
中間検査 8900円 13400円 22400円 29500円 43000円

となっています。
自分で立ち会いが出来ない方はマリーナさんや業者さんに頼む事も可能ですが、立ち会いの手数料として、検査代プラス15000〜25000円程度の出費を覚悟しなくてはなりません。
検査日は平日だけですので、平日に休めない方はしょうがないのですが、平日に休みを取れる方はぜひ一度チャレンジして見て下さい。


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