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船の内装いぢり倒し日記 Vol.2

いよいよ開始

2005年11月24日
記事: 神奈川担当 景山



しばらく内装関係のコラムが進んでいませんでしたが、やっとチーク材を入手し、いよいよ内装いぢりスタートです。
本当は先ずこのチーク材を入手するまでの、険しい道のりを書きたいのですが、多分読まれる方にとっても面白い内容にはならないと思いますので割愛させていただきます。
ですが、実際に自分で材料を入手しようとすると、ちゃんとした材料を手に入れるのが難しいのだという事を知りました。(この先、材料を提供して下さる業者さんなどもホームページ上で紹介していきたいと考えております。)

先ず、当初はホームセンター巡りから始まったのですが、ホームセンターには見栄えが安っぽいものが多く、購入する気にはなりませんでした。(材料入手までの苦労話は割愛すると言った割りに書いてしまっていますが、、、)
材料はホームセンターで簡単に入手出来ると考えていた僕にとって、次の手がなかなか思い浮かばず、ずるずると日にちだけが過ぎていったのですが、先日仲介をさせていただいた方が家具屋さんだった事を思い出し、迷惑覚悟でその方に相談してみました。
その方は家具をご自分で作られており、しかも年内の仕事に追われててんてこ舞いの状態でしたが、嫌がらずに細かく話を聞いて下さり、上記のチークのフローリング材を取ってくださいました。

ですので、以前発表した改造計画は既に変更となり、先ずは床と壁の張替えから始める事となりました。
予定では、このチーク材で床と左右の壁を貼る予定です。
見た目はこんな感じです。

上記の板は勿論一本モノではありませんが、1ロットを合計すると180cm×180cmとなるフローリング材で、既に表面は塗装済みで正真正銘のチークです。(厚さは15mm)

価格は上代が1ロット42000円とちょっと高価。
勿論、違う材質のものであれば、もっと安いものもあるそうですが、やはり今回はチークにこだわりたいと思い、思い切って2ロット注文しました。

梱包された状態はこんな感じです。
一見小さく見えますが、大型のカートと大きさを比べていただければ大きさは分かると思います。(これで2ロット分です。)
結構重さもあり、船に運ぶのも一苦労です。

それではいよいよ内装いりスタートです。
今回のメンバーは自分を入れて3人。
中古艇ドットコム埼玉代理店の池田さんと我が社の若手のホープ(?)加藤くん。
埼玉の池田さんは、自称「木工のプロ」と云うことで、色々な道具を持って参戦してくれました。
自分でウッドデッキを作った事があるのが、自慢の強力な助っ人。(の予定でした。口癖は「大丈夫、大丈夫」)


先ずはカーペットを引っぺがし、ソファーを外します。

ソファー自体はビスを10本ほど外すだけで簡単に外れますので、作業自体は楽ですが、置き場が無いので、アフターデッキに置いておきます。

そのせいでアフターデッキは、足の踏み場が無い状態に、、、

左の写真の状態は未だ序の口。

このあと、クッション部分や逆サイドのソファーなども外しますので、もう外に出るのが大変な状態に、、、

で、サイズを測ってジクソーで、フローリング材をカットしていきます。
床にそのままフローリング材を切らずに張っていければ楽なのですが、残念ながら床が開く場所が4ヶ所あり、その部分はフローリングを張っても開くようにしなくてはいけません。

で、先ずはそこの開口部を作っていくことにします。


そこで、第一の関門にぶつかりました。
ジグソーですと、切り口がどうしても真っ直ぐになりません。

もっとも、これは切り始める前に僕が池田さん(以降「木工のプロ」と呼びます)に訊いた事で、「これで真っ直ぐ切れるの? 真っ直ぐに切らないと、蓋を閉めた時に隙間が開いちゃうよ」、でも池田さんの回答は「大丈夫、大丈夫」でした。

微妙に波型になった切り口を見ながら、不安な気持ちでフローリングを張っていきます。


僕の心配をよそに、少しづつ板が張れていきます。

出来たものを見ると写真を見てもデコボコです。

う〜ん、マズイ。
このままでは、素人仕事になってしまう。

そこで、サンダーを使い表面を整える事に、、、


自称「木工のプロ」は、やはり「自称」だったようです。
最初は全て「木工のプロ」(以降、面倒なので省略しプロと呼びます)の言う事を訊いて動いていましたが、途中から指揮権を剥奪し、自分で指揮を取る事に、、、

しかも「プロ」は当初「一度始めたら途中で止めたくないから、昼飯も夕飯もいらない」と豪語していたのに、
未だ明るいうちから「腹が減った」といい始めて、だんだんとやる気がなくなっていく感じに、、、
「夕飯は何か美味しいものをご馳走するから」と騙し騙し作業を進めていきます。

食事に釣られたか、その後プロはやる気を持ち直し、やっとここまでたどり着きました。

時間は既に午後5時を回り、外は真っ暗。
既に作業開始から5時間程が経過。

丁度、釘も足りなくなってきたし、食事を兼ねて外出。
先ずはホームセンターへ。

そこで大変な秘密兵器を見つけてしまいました。(ぜんぜん秘密じゃないのですが、、、)

横浜のホームセンターで見つけた丸ノコ。
9800円也。
「こんなの要らないよ」と云うプロの無謀な忠告を無視して即購入。
最初からこれがあれば、真っ直ぐに(しかも)簡単に切れたのに、、、、
しかもこのホームセンターには、かなりの数のフローリング材が揃っており、チークにこだわらない方は、ここにくれば色々と選べると思います。(材料探しにあれ程苦労したのに、、、)

話を元に戻します。
思ったとおり丸ノコの威力は絶大でした。
板をカットするのも一瞬ですし、しかも切り口は真っ直ぐ。
この丸ノコのお陰で、急にペースが上がりました。
今後、床を張る方には「必需品」だと断言しておきます。

そして、開けられる部分の張りもいよいよ大詰め。
最後の最後でかなりいびつな形に遭遇。
これはリビングからキッチンに降りて行く階段の手前にある部分で、下に温水器が入っているので、開くようにしなくてはいけません。
う〜ん、どうしよう。
しょうがないので、形の通りフローリングを張っていき、はみ出した部分をジグゾーでカットする事に。
この部分の出来栄えは、最後にご紹介します。

途中、ボーティーフィールド編集部の方が、コーヒーを差し入れに来て下さり、気が付けば夜明けです。

作業開始から17〜18時間経過した事になります。

左舷側の張りが終わり、ソファーを戻した時点で、プロはお休みモードに、、、

プロは前日も地元の忘年会がありほとんど寝ていなかったようで、2日続けてのほぼ徹夜。

しか〜し、ここは心を鬼にして、叩き起こします。
半分寝ぼけているプロをムチ打ちながら、作業再開。

そして、それから更に数時間後の午後1時、やっと完成です。
作業開始から約25時間。

まだ細かい部分で手直しは必要ですが、今日はここまで。
体力的にも限界です。
しかも、今日の夜は僕も忘年会出席予定。
帰って取りあえず用意をしなくては、、、

一番苦労した変形部分もこの通り、キレイに張れました。
サイズはキュウキュウで、二度と開かないような気がしますが、、、

これは電動カンナを購入してから、直す予定です。

床張り作業はここまでですが、ちょっと良いものを見つけましたので、ここで報告。
今まで使っていた白いプラスチックのコンセントカバーに代わって、木のコンセントカバーを見つけました。
価格は500円ちょっと位だったと思います。

木目調では無く、本当の木で出来ています。
コンセントカバーの味気無さが気になっている方にお勧めです。

次は壁張り作業になりますが、ご報告出来るのは年明けになります。
それでは皆さん、良いお年をお迎え下さい。


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