サンキャストマリンアモール6602018/05/09更新
基本情報
船名 | サンキャストマリン アモール660 (サイズ:22ft) | ||
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サイズ(船検証) | 全長:6.52m 全幅:2.48m 全深:1.42m | ||
登録年式 | 2000(平成12)年 | 製造年式 | - |
航行区域 | 限定沿海 | ||
船底塗装歴 | あり | ||
定員 | 8人 | 次回船検 | 本検査(2020年06月17日) |
清水タンク容量 | 約15リットル | 保管状態 | 係留 |
取材 | あり | 出品エリア | 神奈川(関東) |
エンジン関連
メーカー | NANNIディーゼル | エンジン型式 | 2.50ECO |
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燃料種類 | ディーゼル | 搭載数 | 1基 |
船検証記載馬力 | 14馬力 / 3,600rpm(回転数) | 推進機器種類 | シャフト船 |
巡航速度(参考) | 約5ノット | 最高速度(参考) | 約7ノット |
燃費/時間当り(参考) | 約3リットル | 燃料タンク容量 | 約25リットル |
使用時間 |
不明 ※記載の時間はアワーメーターに表示されている数字を表示しており、中古艇ドットコムでは実使用時間かどうか一切の確認を取っておりません。船によっては実際の使用時間と大きく異なる可能性もありますのでご注意下さい。 |
※上記に表示されたモデル名・サイズ年式・エンジン仕様・エンジン馬力・燃料種類・速度・燃費などの数値は、中古艇ドットコムで確認を取ったものではありません。オーナー様からいただいた情報を基に記載しておりますが、オーナー様の記憶違いや勘違いの可能性もありますので、あくまでも、参考までにご覧いただき、最終的には自己判断にてご購入をお決め下さい。
※使用時間は、メーターの表示時間を記載しております。あくまでもメータの表示時間ですので、実際の使用時間を補償するものではありません。
※巡行速度・最高速度に関しては、オーナー様からお聞きした速度を記載しておりますが、オーナー様の記憶違いや、船の状態により記載されたスピードが出ない可能性もあります。あくまでも参考までにご覧下さい。燃費やタンク容量などの数値に関しても同様です。
備品情報
- 航海計器
-
・GPS魚探1
KODEN DGPS CVG-7070
・オートパイロット
レイマリン ST1000+
- 外装品
-
・バウハッチ
・バウスプリッド
・トランサムラダー
・コックピットテーブル
・ティラー仕様
- 内装品
-
・ジンバル式コンロ
カセットタイプのコンロを使用
・ギャレーシンク
水栓は電動です。
・個室トイレ
手洗いは電動です。
・キャビンライト
・対面シート
・クォーターバース
・保冷庫
- 装備品
-
・ツインバッテリー
・インバーター(DC→AC100)
・ビルジポンプ
- セイリングギア
-
・ジブファーラー
・ブームカバー
・レイジージャック
・セルフテーリングウインチ
・起倒式マスト用セルフ起倒器具
マストの起倒が簡単に出来ます。
- セイル
-
・メインセイル
2枚 スタックバック セール1枚新品未使用
・ジブセイル
2枚 ジブカバー付き
- 法定備品
-
・法定備品(詳細未確認)
動画を見る
掲載艇写真
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写真の権利は撮影者にありますので、他のウェブサイトへの無断掲載はお止めください。
外観全体
ハル周りは、特筆すべき問題点は見当たりません。
係留状態ですので、船底周りの状態は未確認ですが、ハル周りは船齢からすると、キレイだと思います。
ガンネルのゴムが経年劣化で、変色が見られるのが唯一指摘すべき部分だと思いますが、その他は特に気になる箇所はありませんでした。
※上記の船の状態は、2016年11月に取材した際の状態を記載しております。
船底塗装は、2017年8月に行っております。
ハル周り
ハル周りは、特筆すべき問題点は見当たりません。
係留状態ですので、船底周りの状態は未確認ですが、ハル周りは船齢からすると、かなりキレイだと思います。
取材時、船底は撮影出来ませんでしたが、キールはリフティングキールの(上降式)になっており、デッキ上の調節で河川や砂浜浅瀬等にも接近可能。(水深計付き)
ラダーもリフティング式アウトラダーです。
デッキ周り
デッキ周りの状態も、船齢を考えるとキレイだと思います。
残念ながら、取材日の朝に雨が降ってしまい、撮影時に未だデッキが濡れていたので、そのせいで歩き回った箇所に靴汚れが目立ちます。
ただ、FRP表面の状態を見る限り、全体的に非常にキレイと言える状態だと思います。
バウハッチも、アクリルハッチにありがちなヒビ割れは見られず、状態良好です。
保管時は、写真でも見ていただける通り、ウインチやスロットルレバーなどにも、カバーを掛けて保管してあります。
またジブファーラーに装備されているセールも、カバーを付けて保管してあります。
※2016年11月の取材時は、部分的にカバーを付けていましたが、今はデッキを覆うフルカバーがあるそうです。
パイロットハウス調のキャビントップは、大きな窓が幾つもあります。
コーキングもやり直してあるそうですので、水漏れは無いそうです。
もともとが、トレーラブルボートですので、マストは起倒式です。
またトレーラブルですので、キールも起倒式のようです。
係留状態ですので、キールの確認は出来ませんでしたが、キールもマクレガーのような格納式のようです。
シート類(ロープ類)も、全体的にキレイで、旧いものではありません。
形だけ見ると一見、出っ張ったキャビントップが邪魔になりそうですが、コックピットから見ると、キャビン内前方にある窓から、前方を見る事が出来ます。
※上記の全てのコメントは2016年11月に取材した際の船の状態を記載したコメントです。
2016年の撮影時には、装備されておりませんでしたが、現在は起倒式のマスト用のセルフ起倒器具が装備されているそうです。
この起倒器具のおかげでマストの上げ下ろしが非常に簡単になったそうです。
ちょっと変わったトランサム形状により、子供さんや年配の方でも乗り降りがスムーズだそうです。
室内(全体)
キャビン内は、決して広いスペースではありませんが、最大高さが190cmありますので、息苦しさを感じません。
またセーリングボートとしては、かなり大きな窓が複数付いていますので、キャビン内は明るく、非常に居心地の良いスペースです。
シンクの水栓は、電動だそうですが、現オーナーさんは清水タンクを使用していないそうですので、動作確認は出来ませんでした。
テーブルも必要にして十分なサイズを確保してありますが、邪魔にならないように、テーブルの端が折れるようになっています。
天井や壁など、非常にキレイです。
クッション類も、現オーナーさんになってからカバーを掛けて使用していますので、破れも無く、日光による色あせは見られますが、全体的にキレイです。
カセットコンロ置き場もジンバル式になっています。
※上記の船の状態は、2016年11月に取材した際の状態を記載しております。
室内(前方室・オーナーズルーム等)
Vバースも、クッション生地の色あせはありますが、やはりキレイそうです。(全部はがして見た訳ではありません)
木部の状態は非常に良く、これが16年経っている船とは思えず、比較的新しい船のような状態です。
※上記の船の状態は、3016年11月に取材した際の状態を記載しております。
室内(予備室・クルールーム他)
左舷側にクォーターバースがあります。
サイズからすると一人用ですが、一人用として考えれば、ユッタリしたスペースです。(カップルなら二人で寝られるかもしれません。)
ギャレー(キッチン)周り
ギャレーも、ほとんど使用感が無くキレイです。
木部の状態も良く、見栄えは良好です。
水栓は、電動だそうですが、現オーナーさんは清水タンクを使用していないそうですので、動作未確認です。
シンクの横に保冷庫があります。
※上記の船の状態は、2016年11月に取材した際の状態を記載しております。
清水ポンプは、最近交換したそうです。
トイレ・シャワー周り
トイレは、高さ・広さ共に十分です。
高さは180cm以上ある感じで、170cmの取材スタッフでは、全く上が気になりませんでした。
トイレ内もキレイで、便器は未使用だそうですので、必然的に臭いや不潔な感じは一切ありませんでした。
トイレの手洗いは電動です。
※上記の船の状態は、2016年11月に取材した際の状態を記載しております。
エンジン周り
エンジンは、NANNI(ナンニ / クボタ製)14馬力ディーゼルエンジンです。(エンジンのカタログスペックは15馬力のようですが、ここでは船検証記載の馬力を記載しております。)
2016年10月に、かなりお金を掛けて、エンジン整備を行っています。
内容は下記の通りです。
〇ミキシングエルボ新品交換
〇熱交換器分解清掃
〇インジェクター2個新品交換
〇ジンク交換
〇ベルト交換
〇その他、消耗品交換
また、当初海水フィルターが付いていなかったそうで、それを大小2つのフィルターを通るように改造してあるそうです。
その他、数年前に劣化した防音材を、ほとんど全て新しいものに交換したので、機走時もエンジンハッチを開けなければ、非常に静かだそうです。
スタンチューブは、PSSになっていそうです。
また船底塗装も2017年8月に行っているそうです。
付属品
セールは、メインセールとジブセールです。
ジブの予備があるそうですが、状態は良くないそうですので、あくまでも予備です。
ジブセールは、ファーラーとして使用していますが、保管時にカバーを掛けて保管してありますので、汚れもあまり無くキレイでした。
メインセールは、多少使用にともなう汚れもありましたが、こちらも見た感じ状態はそれ程悪い状態ではありませんでした。(フルバテン・レイジージャックブームカバー)
レイマリンのオートパイロット(ST1000)とDGPS(KODEN CVG-7070)も付属します。
また、もともと装備されていなかった灯火類(マスト灯・両舷灯)を取り付けて、夜間航行も可能になっているそうです。
※上記の船の状態は、3016年11月に取材した際の状態を記載しております。
コメント
この船の掲載会社
神奈川エリア
景山(かげやま)
神奈川東部及び南部を中心に活動しております景山(かげやま)です。 まだ売却するか決めかねている際の問い合わせだけでも結構です。 お気軽にご相談下さい。
※この取材記事は2016年11月に当該艇を取材した際に作成した文章や写真を基に作成しており、オーナー様のお話を基に変更点等を記事内に盛り込んでおります。
2016年の取材の際は、売却を見送られましたが、今回売却の運びとなりました。
オーナー様にお聞きした所によると、状態はむしろ1年半前より良くなっているとの事でしたが、中古艇ドットコムでは今回現艇を確認しておりません。
購入される方は、必ずご見学と試乗をお願い致します。
2000年(平成12年)8月4日 国内新造進水登録のアモール660です。
アモール660は、フランスのサンキャストマリンが製造していたトレーラブル小型ボートです。
サイズは実長で7.4mと24フィートサイズという事で、オーナーさんは24フィートと認識しておりますが、中古艇ドットコムでは船名に付いている660と云う数字から22フィート表記にさせていただきました。
このサイズのセーリングボートとしては大きめのエンジンを積んでおり、位置付けとしては小型モーターセーラーと呼ぶのが良いと思います。
モーターセーラーのパイロットハウスのように盛り上がったキャビントップ形状を持つアモール660は、コンパクトな船体の割に、船内の最大高さが190cmあり、決して広くないキャビン内ですが、全く窮屈さを感じません。
大人数での使用は、船体・船内サイズからしても、無理があると思いますが、少人数での使用や家族のみでの使用には最適なコンパクトヨットであると思います。
現オーナーさんは、週一くらいの割合で船の所に来るそうですが、出航するのは月一程度で、出航しない時は金属部分を磨いたり、船を洗ったり、ほとんど船のメンテに時間を使っているそうです。