オイスター ヘリテージ37(OY37PH) 2026/05/27掲載
基本情報
| 船名 | オイスター ヘリテージ37 (サイズ:37ft) | ||
|---|---|---|---|
| 船体型式 | OY37PH | ||
| サイズ(船検証) | 全長:10.35m 全幅:3.67m 全深:1.67m | ||
| 進水年月日 | 1992(平成4)年1月 | 製造年式 | - |
| 航行区域 | 限定沿海 | ||
| 船底塗装歴 | あり | ||
| 定員 | 10人 | 次回船検 | 本検査(2028年07月31日) |
| 清水タンク容量 | 約600リットル | 保管状態 | 係留 |
| 取材 | あり | 出品エリア | 神奈川(関東) |
| 注意事項 |
見学ご希望の方はメールかお電話にてお問い合せ下さい。 また、オーナーさんご多忙の為、 購入を前提にした方のみご見学お願いします。 中古艇ドットコムは個人売買となりますので、お約束をお守りいただけない方や、態度の悪い方は、オーナーさんの方よりお取り引きを、お断りさせていただく場合もございますのでご了承下さい。 上記の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成されたものです。 極力、欠点なども含めて記事を作成しておりますが、なにぶん1時間程度の取材時間で作成したものですし、オーナーさんの中には問題点を把握していなかったり、不具合箇所がお話から漏れてしまう事もあるかもしれませんので、実艇の状態と違う箇所が存在する可能性があります。 また、整備履歴・修復歴や艇の状態などに関しては、中古艇ドットコムで裏づけを取ったものではありませんので、ホームページの内容は参考までにご覧いただき、必ず見学され、購入者本人の眼で確認の上、自己責任で購入をお決め下さい。 中古艇ドットコムより無理に購入を勧めることはございません。 |
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エンジン関連
| メーカー | ヤンマー(株) | エンジン型式 | 4JHE |
|---|---|---|---|
| 燃料種類 | ディーゼル | 搭載数 | 1基 |
| 船検証記載馬力 | 40馬力 / 3,500rpm(回転数) | 推進機器種類 | シャフト船 |
| 燃費/時間当り(参考) | - | 燃料タンク容量 | 約700リットル |
| 使用時間 |
使用時間不明です。 ※記載の時間はアワーメーターに表示されている数字を表示しており、中古艇ドットコムでは実使用時間かどうか一切の確認を取っておりません。船によっては実際の使用時間と大きく異なる可能性もありますのでご注意下さい。 |
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※上記に表示されたモデル名・サイズ年式・エンジン仕様・エンジン馬力・燃料種類・速度・燃費などの数値は、中古艇ドットコムで確認を取ったものではありません。オーナー様からいただいた情報を基に記載しておりますが、オーナー様の記憶違いや勘違いの可能性もありますので、あくまでも、参考までにご覧いただき、最終的には自己判断にてご購入をお決め下さい。
※使用時間は、メーターの表示時間を記載しております。あくまでもメータの表示時間ですので、実際の使用時間を補償するものではありません。
※巡行速度・最高速度に関しては、オーナー様からお聞きした速度を記載しておりますが、オーナー様の記憶違いや、船の状態により記載されたスピードが出ない可能性もあります。あくまでも参考までにご覧下さい。燃費やタンク容量などの数値に関しても同様です。
コメント
掲載艇写真
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外観全体
外観の全体的な印象としては、ホワイトのハルにブルーのラインが入ったクラシカルなプロダクション・ヨットの佇まいです。
本格的な外洋航行を想定して建造された艇らしく、マストやリギングを含めた全体のシルエットは重厚感があります。
遠目には年式を感じさせない品格を保っていますが、近くで見れば製造から40年近くが経過しているオールド・セーラーであるため、ゲルコートの経年劣化や細かな小傷、フェンダーによる擦れなどは各所に見られます。
往年の名艇の堅牢な造りを理解し、クラシックヨットとして手を入れていく前提の方であれば、ベースとしての佇まいは十分に保たれているコンディションと言えます。
ハル周り
ハルは清潔感のあるホワイトで維持されており、前回の全体コメントでも触れた通り、製造年数を考慮すれば非常に状態よく保たれている印象です。
近くで見れば、紫外線による多少のチョーキングや小傷は見られますが、これまでのメンテナンスにより、ゲルコート自体の艶はまだ十分に残っているように思えます。
水線(ウォーターライン)付近には、係留中に付着した汚れや、フェンダーによる軽い擦れ跡が確認できますが、これらは次回の船底塗装やポリッシング作業の際に、比較的容易にリフレッシュできるレベルのものかと思います。
スターン(船尾)周りやサイドのブルーのストライプについては、経年による色褪せや小傷が相応に見られますが、遠目には品格を保っており、すぐに修復が必要なほどの致命的なダメージは見受けられないと思います。
オールドセーラーとして、手を入れていく楽しみを残したコンディションと言えるのではないでしょうか。
デッキ周り
デッキ全体は、年式相応の細かいクラックや塗装のヤレ、金属パーツのくすみが見られますが、ブアブアした踏み心地の悪い箇所などはなく、実用上の剛性はしっかり保たれている印象です。
バウデッキ(船首)周辺に関しては、過去に修繕(メンテナンス)が行われており、現状すっきりと整えられています。
コクピット床面やベンチには雰囲気のあるチーク材が配されています。
経年による色褪せや部分的な傷みはありますが、現オーナー様がコツコツと定期的にお手入れを続けながら維持されているとのことで、特に大きなダメージは見当たらないように思えます。
ガチガチにプロの手でレストアされた完璧な状態ではありませんが、だからこそ次のオーナー様が引き継いだ後も、少しずつ自分仕様に手を加え、チークの風合いを育てていく「クラシックヨットならではの維持する楽しみ」を味わえるコンディションかと思います。
操船席周り
大径のステアリングホイールを中央に配した、セーラーの心をくすぐる伝統的なコクピットレイアウトです。
コンパスや各種アナログ計器類は年式相応の経年劣化やベゼルのくすみが見られますが、文字盤の視認性は保たれています。アクリルカバーやスイッチ類には細かな小傷や紫外線による退色があるため、見栄えを気にする方は必要に応じて磨きやパーツ交換を検討しても良いかもしれません。
各航海計器の詳細な動作状況については、見学時に実機にてご確認ください。
実用面での大きな特徴として、ステアリング足元には進路を目視しやすくするための板を設置できる仕様になっています。
さらに、格納式の追加テーブルも備わっており、アンカリング時やのんびりとしたロングクルーズ中には、コクピットを仲間やご家族と囲む団らんのスペースへと早変わりさせることができます。
実戦的なセーリング性能だけでなく、洋上での優雅なライフスタイルを想像させる、オイスターならではの遊び心と機能性が融合した空間です。
室内(全体)
木目を活かした上質なチーク材が各所にあしらわれた、英国艇らしい重厚感のあるメインサロンです。
室内全体として、年式相応のウッドの小傷や擦れ、角部分の塗装の剥げ、クッションファブリックの若干のへたりや色褪せといった経年変化はそれなりに見られるかと思います。
しかし、湿気による不快なカビ臭さなどは感じられず、これまでのオーナー様が換気や手入れを怠らずに維持してきた形跡が窺えます。
中央に配されたメインテーブルは非常に実用的な造りになっており、必要に応じて天板を大きく拡張することも、畳んでシンプルな形状に収めることも可能です。
多人数での食事から、セーリング中の動線確保まで、状況に合わせた使い勝手の良さが魅力ですかと思います。
また、サロン床下のハッチを開けるとエンジンルームにアクセスできる合理的な設計となっています。
この床下ハッチ周りにはしっかりとした防音対策が施されており、蓋を閉めることでエンジン音がかなり静音化される印象を受けました。
機走クルージング中であっても、キャビン内でストレスの少ない静かな時間を過ごせる設計・コンディションとなっています。
室内(前方室・オーナーズルーム等)
船首側に位置するバウバース(Vバース)空間です。
周囲のウッドワークや収納棚などには、年式相応の細かな擦れ傷や部分的な退色、ヒンジ類のくすみは見られるかもしれませんが、全体的には製造年数を考慮すると比較的良い状態が維持されている印象を受けました。
クッション部分(マットレス)に関しても、長年の使用による多少の経年劣化やファブリックの薄い色褪せはあるかもしれませんが、大きなシミといった目立つほどのダメージはそれほど気にならないレベルで、そのまま使用を始められるコンディションを保っているかと思います。
ハッチからの採光も確保されており、ゲスト用として、あるいはマリーナステイ時のプライベートな就寝スペースとして、オールドセーラーならではの静かで落ち着いた空間となっています。
室内(予備室・クルールーム他)
ギャレー(キッチン)に隣接する、船体内側の中腹辺りに位置するスペースです。
限られた空間を機能的に活用できるよう設計されており、無駄のない収納スペースが各所にしっかりと確保されています。
他の居室同様、チーク材を贅沢に使った木の温もりを存分に味わえる仕上がりですが、やはり年式相応の小傷や角部分の擦れ、棚板の経年劣化などは見受けられるかと思います。
機能面・安全面における大きなチェックポイントとして、この部屋の床下には万が一の浸水時に備えた水密隔壁が備わっています。そこには自動・手動の切り替えが可能なビルジ排出用ポンプが設置されており、取材時に動作確認を行ったところ、問題なく作動いたしました。
目に見える居住性の良さだけでなく、外洋クルージングを想定したオイスターならではの堅牢な安全設計が、今なおしっかりと機能していることが確認できる安心の空間です。
ギャレー(キッチン)周り
船体前方の中腹に位置するギャレー(キッチン)スペースです。
船体特有の構造を無駄なく利用した、収納力の高い設計が特徴です。
シンク下には専用の排水ポンプが装備されており、実用面での配慮がなされています。
調理器具としてコンロが設置されていますが、こちらはプロパンガス燃料を使用するタイプです。
そのため、次回の船検(JCI検査)の際には、ガス系統の定期検査を別途受けていただく必要がありますのでご注意ください。
コンロ下部にはオーブンが備わっていますが、現在使用していないとのことです。
現在も正常に使用可能かどうかは、見学時に実機にてコンディションをご確認ください。
なお、オーナー様は対面にあるベッド下の電子レンジをメインに使用されているようです。
全体的に木の温もりが満載の空間ですが、コンロ周りやウッド部分には、これまでの航海で刻まれた相応の使用感や小傷が見られます。
しかし、これは見方を変えれば、名艇が重ねてきた「歴史の味」そのものと言えます。
次のオーナー様が引き継ぎ、さらにご自身の味を重ねていくことで、より一層深みのある、良い風合いに育てていける空間ではないでしょうか。
トイレ・シャワー周り
個室タイプのトイレ・シャワールームです。
スペースとしては、日本の住宅でいう「ユニットバス」に近いイメージの構造となっています。
床面には排水溝が設けられており、シャワーノズルから出る温水を浴びて、洋上でさっぱりと汗を流すことができる実用的な仕様です。
オーナー様によると、現在も温水はしっかりと出るとのことです。
トイレを含めたこのエリア一帯は、これまでの長い歴史(製造年数)を経て使用されてきた割には、非常に清潔感があり、これまでのオーナー様たちが細やかに手入れをされてきたことが窺える好印象な空間かと思います。
年式相応のFRPの細かな小傷や、経年による部分的な変色、金属パーツのくすみなどは各所に見られるかもしれませんが、不快な汚れや嫌な臭いは感じられず、次のオーナー様も気持ちよく使い始められるコンディションを保っているかと思います。
エンジン周り
アワーメーターの累積運転時間については、確立された正確な時間表記(記録)が確認できないため「不明」扱いとなります。
この点はオールドセーラーを検討する上での前提としてあらかじめご承知おきください。
しかし、エンジンルームを開けて現状を確認すると、その懸念を払拭するほど極めて丁寧に整備されている印象を強く受けます。
現オーナー様のグループ内には船に非常に精通した有識者が2名おられ、毎回のように同行し、月に2〜3回以上の頻度で細やかなメンテナンスを継続されているとのことです。
その徹底ぶりはオイルのコンディションに如実に現れています。
取材時、エンジンを始動してしばらく回した後にオイルの状態を確認しましたが、一般的な自動車やバイクの交換直後の新品オイルと比較しても遜色がないほど、驚くほど透明で綺麗な色を維持していました。
この年式のエンジンだからこそ、いたわりながら大切に使用することを徹底されており、航行時も過度な高回転は使わず、各種パーツも「故障してから直す」のではなく「交換時期が来る前に先手で予防交換する」というサイクルを維持されています。
取材時、エンジン始動時やアイドリング時にも目立つような異音や異常な振動、不快な排気煙などは見受けられず、エンジン下部(ビルジドレン周り)もオイルや冷却水の漏れ形跡がない「ドライ」な状態がキープされていました。
時間の数字こそ不明ですが、愛情と確かな知識を持って現在進行形で維持されている、非常に信頼性の高さを感じるエンジンコンディションかと思われます。
付属品
本格的なロングクルージングやマリーナステイを想定した、充実した電装・航海装備一式が備わっています。
【主な装備内容】
ソーラーパネルシステム&電気変換機(インバーター等): 停泊時やセーリング時にもバッテリーへの補充電をサポートするシステムが組まれています。
温水器: 先述のシャワーやギャレーへ温水を供給するためのシステムです。
航海計器・無線系: プロッター&レーダー、および無線機類がキャビン内のナビゲーションスペース等に集約されています。
これらの装備品・電子機器類に関しては、いずれも相応の旧型モデル(型古)となります。
また、液晶画面の経年劣化や外観のヤレ、各ボタン類の使用感などは各所に見られるかもしれませんので実際に見学時にご確認ください。
取材時に通電の確認等は行っていますが、個々の詳細な機能については本格的なテストまで行っておりません。
ご見学の際には、これらの電装品や航海計器がご自身の求めるクオリティや用途に合致しているか、実機を動かしながら一つずつ念入りにご確認いただくことをお勧めいたします。
備品情報
- 航海計器
-
・GPS魚探1
・レーダー
・オートパイロット
- 外装品
-
・オーニング
・レーダーアーチ
・トランサムステップ
・航海灯
・チークデッキ
・デッキ下収納
・電動ウインドラス
- 内装品
-
・冷蔵庫
・ジンバル式コンロ
・ギャレーシンク
・電子レンジ
・温水器
・清水シャワー
・温水シャワー
・個室トイレ
・キャビンライト
・シャワールーム
・オーナーズルーム
・クルールーム
- 装備品
-
・エアコン
・マリンVHF
・無線機
・バッテリーチャージャー
・ツインバッテリー
・インバーター(DC→AC100)
・陸電システム
・ビルジポンプ
・オートビルジポンプ
・CDステレオ
- セイリングギア
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・メインファーラー
・ジブファーラー
- セイル
-
・メインセイル
・ジブセイル
- 備品
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・もやいロープ
・アンカーロープ
- 法定備品
-
・法定備品
・アンカー
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この船の掲載会社
神奈川エリア 株式会社いーふらん 寺園(てらぞの)
この度、新しく神奈川エリアの担当になりました寺園(てらぞの)です。 南国生まれ南国育ちの元船乗りです。ご不明な点や、疑問点、売却するか悩まれているなどのご相談、ささいな事でもお気軽にお問合せください。ご連絡お待ちしてます。





















































































































































































































































































































































本艇は、平成4年(1992年)5月に進水し、現オーナー様が平成28年(2016年)から約10年間にわたり、愛着を持って共に過ごされてきた「オイスター37」です。
進水から30年以上、設計からは40年近くが経過しているオールドセーラーであるため、近くで見れば各所の小傷やゲルコートのチョーキング、ウッドワークの擦れ、型古の航海計器など、年式相応の経年劣化は当然ながら各所に見られるかもしれません。
決して「手のかからない新古艇」ではありません。
しかし、実艇を取材したトータルの印象としては、その年月をまったく感じさせないほど実に素晴らしいメンテナンスと修繕が重ねられてきた一艇でかと思います。
船に精通した有識者メンバーにより、月に2〜3回以上の頻度で「故障する前に先手で消耗品を予防交換する」という極めて質の高い整備体制が維持されてきました。その証拠に、取材時のエンジンオイルは驚くほど透明で美しく、エンジン下部もドライな状態がキープされています。
機能面においても、バウデッキ周辺の修繕や、動作確認済みの自動・手動切り替えビルジポンプなど、洋上での安全に関わる不安要素にはあらかじめしっかりと手が加えられています。
さらに、燃料700L、清水600Lという一般的な同サイズ艇と比べても非常に大きなタンク容量を備えており、これらは長期のロングクルージングや外洋航行における絶大な安心材料となります。
現オーナー様が大切に維持されてきたことで、ベースとしての素性は間違いなく良い状態に保たれていると思います。
細かなヤレ感や使用感は、この艇が刻んできた「歴史の味」です。
往年の名艇の堅牢な造りと魅力を理解し、次のオーナー様の手によってさらにご自身の味へと仕上げていっていただける、まさにロングクルージングの夢を現実にしてくれるポテンシャルを持った格調高き一艇だと思います。