バートラム50 2025/10/14掲載
売却価格:29,800,000円
NAVnet(TZ3)、シーキーパー(ジャイロ)付の艇です

基本情報
商品名 | バートラム 50 (サイズ:50ft) | ||
---|---|---|---|
サイズ(船検証) | 全長:14.6m 全幅:4.73m 全深:2.52m | ||
進水年月日 | 1990(平成2)年8月 | 製造年式 | - |
航行区域 |
沿海 ただし、A2水域(湖川を含む。)に限る。 |
||
船底塗装歴 |
あり 2025年1月船底塗装実施 |
||
定員 | 15人 | 次回船検 | 中間検査(2027年12月18日) |
清水タンク容量 | - | 保管状態 | 係留 |
取材 | あり | 出品エリア | 神奈川(関東) |
エンジンについて
メーカー | マン | エンジン型式 | D2840LXE |
---|---|---|---|
燃料種類 | ディーゼル | 搭載数 | 2基 |
船検証記載馬力 | 820馬力 / 2,300rpm(回転数) | 推進機器種類 | シャフト船 |
巡航速度(参考) | 約24ノット | 最高速度(参考) | 約31ノット |
使用時間 |
右:4077+1174=5251 / 左:4436+1169=5605 ※記載の時間はアワーメーターに表示されている数字を表示しており、中古艇ドットコムでは実使用時間かどうか一切の確認を取っておりません。船によっては実際の使用時間と大きく異なる可能性もありますのでご注意下さい。 |
※上記に表示されたモデル名・サイズ年式・エンジン仕様・エンジン馬力・燃料種類・速度・燃費などの数値は、中古艇ドットコムで確認を取ったものではありません。オーナー様からいただいた情報を基に記載しておりますが、オーナー様の記憶違いや勘違いの可能性もありますので、あくまでも、参考までにご覧いただき、最終的には自己判断にてご購入をお決め下さい。
※使用時間は、メーターの表示時間を記載しております。あくまでもメータの表示時間ですので、実際の使用時間を補償するものではありません。
※巡行速度・最高速度に関しては、オーナー様からお聞きした速度を記載しておりますが、オーナー様の記憶違いや、船の状態により記載されたスピードが出ない可能性もあります。あくまでも参考までにご覧下さい。燃費やタンク容量などの数値に関しても同様です。
備品情報
- 航海計器
-
・レーダー
TZ-2
・フルノNAVNET
TZ-2
・オートパイロット
・アワーメーター
・燃料計
・タコメーター
・水温計
・油圧計
・電圧計
・AIS
- 外装品
-
・エンクロージャー
・バウハッチ
・トランサムゲート
・FB
・清水シャワー
・航海灯
・電動ウインチ
- 内装品
-
・冷蔵庫
・ギャレーシンク
・電磁調理器
・電子レンジ
・温水器
・温水シャワー
・個室トイレ
2室
・TV
・DVDプレーヤー
・キャビンライト
・シャワールーム
・製氷機
・オーナーズルーム
・クルールーム
・クルー用ベッド
・ゲストルーム
- 装備品
-
・発電機
OMAN 9kw×2基
・エアコン
3基
・マリンVHF
iCOM IC-M604
・無線機
FURUNO DR-82
・陸電システム
・ビルジポンプ
・拡声器
・CDステレオ
CARROZZERIA MVH-5600
・バウスラスター
・ジャイロ
Seakeeper 9
・デッキライト
・造水機
- フィッシングギア
-
・アウトリガー
・ロッドホルダー
・デッキウォッシャー
・ファイティングチェアー
- 備品
-
・フェンダー
- 法定備品
-
・アンカー
・膨張式救命浮器×3
コメント
掲載艇写真
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外観全体
・神奈川県横須賀市内のマリーナのて係留保管されております。
ハル周り
・ファイティングイエローのハル周りは、使用に伴う小キズやガム汚れ等が見られます。
2020年9月にハルとFB周りを全面ガラスコーティングを実施。
施工内容としては洗浄→バフ掛け→脱脂→コーティングとなります。
ガンネル周り
・ガンネル周りは船尾側の両角に凹みが見られます。
船尾左舷側の角は先日当て逃げされてしまったため、補修予定だそうです。
船底周り
・船底塗装は定期メンテナンスで実施。
直近では2025年1月(シャフト・プロペラ・ラダー・ブラケット・塗装)
スルハル、スクープ脱着塗装(11カ所)
スラスターペラ脱着塗装
シーライト塗装(4カ所)
QLフラップ塗装
・ジンク交換
デッキ周り
・広大とも言えるバウデッキにはしっかりとしたパルピット、アンカーやウインドラスが装備されており、デッキ表面の汚れは少なく綺麗な状態です。
マット等を敷けば数人がゆっくりと昼寝が出来るくらいのスペースがあります。
・アフトデッキにはファイティングチェアが設置されており、この艇が大物とファイトする艇だという事が伺えます。左舷側の階段下あたりから出ているホースは製氷機からの氷が出てくるそうで、130リットルのクーラーボックスは5時間程度で満杯になる能力がある製氷機が設置されております。
2023年9月、アフトデッキのFRPが水の浸食でブワつき、約1/4をカットし新規製作と水漏れ対策をされております。整備記録を見ると約300万円の費用を掛けた大工事でした。
現在はバウデッキ、アフトデッキともにブワつきなく、デッキ上はしっかりした状態だと思います。
・先日出先のマリーナに係留中、左舷側の角を当て逃げあったそうでFRPに穴が開いてしまっております。
こちらは補修をしてお引渡しいただけます。
・船尾には法定備品の膨張式浮器を3セット設置されております。
フライブリッジ
・FBに上がりまず最初の感じた事は、360度クリアな視界です。
オーナー様曰く、「真剣にフィッシングをするなら視界の確保が絶対」とのこと。
エンクロージャーの交換は5年前だそうですが、大変クリアな状態です。
前側はファスナを付けて開閉できるように手を加え、夏は風通しが良く快適になったと話されておりました。
・操船席の前側にL字型のベンチシートがあり、こちらは大人が3人程度座れるスペースで、一番奥(右舷側)は足が伸ばせる仕様です。白いシートには目立つ様な大きな汚れは見られませんでした。
また折り畳みテーブルも設置されており、眺めが良く夏は風が通り冬は日が当たる快適なスペースだと思います。
操船席周り
・操船席の計器類は左右と中央のモニターの配置が、見やすく並んでおります。
メインはFURUNO製TZ-3で、2025年6月に交換された最新のNAVNETです。
9インチのモニターが2つあり、こちらでレーダー・GPS魚探の操作を行います。
このシステムの本体やAIS本体は操船席右舷側の収納内に設置されておりました。
またオートパイロットやバウスラスター、無線、ジャイロのモニターも操船席パネルの左右に設置されております。
・エンジンは船検手帳の船舶情報を見ると、2018年(平成30年)にメーター交換されているようで、使用時間は当時のアワーに現在のアワーを足した時間になります。
・操船席は頻繁に使用されているにも関わらず、また年式の割には良い状態です。
一部操船席背もたれ両角に切れが見られます。
室内(全体)
・とても広い船室内は左舷側の黄色のL時ソファと、右舷側の白いL字ソファがあり、それぞれ4~5人程度が座れて食事等がとれるスペースがあります。
手前の黄色のソファーは表面に小傷は見られますが、へたりの無いしっかりしたソファーです。
奥の白いソファーも多少の汚れはあると思いますが、目立つ様な物ではありませんでした。
・白いソファ側の壁に40インチのTVとBDとサラウンドバーが設置され、オーナー様はアマゾンプライムビデオ経由で音楽や動画を見ているそうです。
ゲストで乗られた方のお子さん達にも喜ばれ、ジャイロもあるため揺れない船室内で酔わずにアニメをていると話されておりました。
・窓には内装にあったデザインのブラインドが設置されて、統一感があります。
・エアコンは3基装備されており、効きは良くとても快適な船室です。
室内(前方室・オーナーズルーム等)
・船首側のオーナーズルーム内は左舷側後部にクローゼット、中央に大きなダブルベッドがあり、室内の汚れは少なく清潔な印象を受けました。
・右舷側後部のRに付いた扉を開けると、オーナー専用の個室トイレとその奥に独立したシャワールームが備わります。トイレはウォシュレット付き、シャワールームは十分な高さがありました。室内に目立つ汚れや嫌な臭いもなく、こまめに清掃されている事がうかがえます。
・オーナーズルームは専用マリンエアコンで空調管理しております。
室内(予備室・クルールーム他)
・船室前方の階段を降りた左舷側がゲストルームになります。
室内はシングルベッド2つのツインルームです。オーナーズルームと同じベッドカバーで統一されておりました。
・室内は目立つ汚れは見られず、綺麗な状態だと思います。
・ゲストルームからは個室トイレに直接入れる仕様になっており、船首側の扉がトイレ・シャワーブースになります。
・ゲストルームの向かい側がクルールームになります。
クルールーム内はシングルの二段ベッドで、大柄の大人では長さがギリギリかもしれません。
ベッドカバーは全室同じデザインで製作されておりました。
・ゲストルームとクルールームは1基の専用のマリンエアコンで空調管理されているそうです。
ギャレー(キッチン)周り
・ギャレーはコの字型で、左手の広いキッチンテーブルはとても綺麗にされております。
テーブル下は両開きの冷蔵庫で正常に稼働しております。
・正面はシンクが2つあり、右側の蓋は収納として使用されております。
・右手には電磁プレート(2口)と壁側の扉を開けた中に電子レンジが設置されております。
・ギャレーは使用しているそうですが、他のスペース同様に綺麗な状態を保たれております。
トイレ・シャワー周り
・ゲストルームとオーナーズルームの間の左舷側の扉が個室トイレ・シャワーブースになります。
内側の左手の扉がゲストルームに繋がります。
・室内の造りはオーナーズルームと同で、こちらも良く掃除が行き届ている室内です。
エンジン周り
・エンジンはマンの(D2840LXE)ディーゼルエンジンの2基掛けです。
船検証記載馬力は820馬力/2300rpmとなります
巡航速度は約24ノット、最高速度は約31ノットだそうです。
・使用時間は、右4077+1174=5251時間、左4436+1169=5605時間でした。
取材時にエンジン始動、排水確認動を撮影しておりますので、こちらもご覧ください。
その他、装備品(発電機・エアコン他)
・発電機はOMAN製で9kwを2基、アフトデッキの床下左右に設置されております。
エンジンルーム内にジャイロを設置するため、こちらに移設されました。
・使用時間は左舷側1615.6時間、右舷側2583.1時間となり、正常稼働しております。
付属品
・エンジンルーム内に入口階段左手に製氷機が設置されております。
出来た氷はアフトデッキ左舷側のホースから排出され、130リットルのクーラボックスが5時間程度で満杯になるそうです。
・エンジンルームの正面奥に、ジャイロ(SEAKEEPER9)を設置、通常このサイズでは「6」を使うそうですが、この艇には一つアップグレードされた「9」を設置しており、揺れを抑える効果絶大で大変高価な装備です。毎年の定期メンテナンス時に消耗品交換を実施されております。
・ジャイロの左舷側に造水機(SEARICOVERY)や温水機が設置され、ことらも正常稼働です。
動画を見る
お問い合わせ先(ご質問や見学のお申込は担当までご連絡ください!)
Phone: +818031242233 (Whatsapp, Viber, Telegram)
Email: info@boatflow.jp
Skype: boatflow
1990年(平成2年)2月 新造進水登録のバートラム50FTスポーツ フィッシュです。
オーナー様は2020年に購入され、シーズン中は毎週釣りやクルージングを楽しまれております。
毎年の定期メンテナンスや船底塗装はもちろんの事、ジャイロの消耗品交換、計器類や船体の予防整備も含めてかなりの費用を掛けて好調を維持している艇となります。
この艇の特徴は「ジャイロ」を搭載している事だと思います。
通常よりもグレードが高い「SEAKEEPER9」を搭載しており、取材時は風が強い日でしたが、FBや船室内での横揺れはほぼ感じませんでした。
船体の中央に設置するため、もともとそこに設定されてした、発電機はアフトデッキ下の左右に移設されております。
また、2025年春にNAVNETが突然故障、6月にFURUNO製NAVNET(TZ3)に交換。GPSやレーダー、AISにモニターやアンテナが最新で、ジャイロと合わせると1500万円は優に超える装備になります。
船室内はメインサロン、オーナーズルーム、クルールーム、個室トイレ&シャワールームが2室、ギャレースペースとなり、水回りも含め大変綺麗に使用されている印象を受けました。
最近のメンテンス抜粋
〇2020年9月
・船底塗装、ジンク類交換
・右舷トランサムコーナーFRP補修(ガンネル・ラブレール交換)
・ハル、FB前面コーティング(バフ掛け~脱脂、コーティング実施)
・FBエンクロージャー張替え
・アンカーダービッド、ウインドラス新規取付
・両舷機 海水ホース交換
〇2022年3月
・両舷PSS交換
〇2023年1月
・船底塗装、ジンク類交換
・アフトデッキ修理(デッキ開口、1/4FRP新規製作
・水中ライト新規取付
・ジャイロ消耗品交換
・パルピット補修
・両舷発電機マグネットリレー交換
・配電盤チェック、配線端子全交換
・排気温度センサー、コンタクトスイッチ交換
〇2023年10月
・船底塗装、ジンク類交換
・ジャイロ消耗品交換
・右舷機 燃料噴射ポンプ部オイル漏れ修理
・両舷機ドライブベルト全交換
・発電機排気ホース交換
・左舷機ターボガスケット交換
・両舷ラダーポスト水漏れ修理
・アフトビルジポンプ交換
〇2024年7月
・ラダー、プロペラ塗装
・発電機 EXチェンジャー交換
・燃料タンク清掃
・マリントイレ(左側)交換
〇2025年1月
・船底塗装、ジンク類交換
・両舷船体側スタートリレー交換
・フューエルフィルターAssy交換
・左舷側排気漏れ修理
・ジャイロ消耗品交換
・FWDビルジセンサー、ポンプ交換
・清水ポンプ交換
・AFTデッキシャワー交換
・FBエンクロージャーフィルム交換(前3面)
・左右ラダーシャフト、グランドパッキン増し締め
〇2025年6月
・AFTデッキ、ノンスリップ塗装
・燃料タンク清掃
・燃料回路清掃
・両舷主機 燃料噴射ノズル脱着清掃
・左舷発電機 海水流量センサー交換
・右舷発電機 エンジン油圧センサー交換
・左舷アウトリガー No.2パイプ交換
〇2025年6月
・航海計器交換工事
FURUNO製 NAVnet(TZ3touth/TZT16x)
DRS6A Xーclassレーダー
50/200ー1T振動子
PGー700ヘディングセンサー
GPー330B受信アンテナ
AIS FA-60
・左舷エンジン下部ビルジポンプ新設
〇2025年9月
・左舷側オルタネータ交換
*整備記録は数十枚あり、その中の抜粋のみ記載しております。
この船は横須賀市内のマリーナにて係留保管しています。
ご見学の際は、必ずオーナーさんの立会いが必要となりますので、事前に必ずお申し出をお願い致します。
取材時に計器類の電気装備や水回り等、動作確認できていない箇所もありますので、こちらもしっかりご確認をお願いします。
天候及び海上の状況により試乗出来ない場合もありますので、ご了承ください。